秋刀魚は、江戸時代から大衆魚として親しまれてきた、栄養的に非常に優れた青魚です。必須アミノ酸をバランス良く含んだ良質のたんぱく質や、貧血防止に効果のある鉄分、粘膜を丈夫にするビタミンA、また骨や歯の健康に欠かせないカルシウムと、その吸収を助けるビタミンDも多く含まれています。今回のレシピは、味付けは昆布と梅だけ。昆布は美容効果の高いアルギン酸を含み、梅には疲労回復効果の高いクエン酸を含みます。手軽に手に入る秋刀魚をお鍋一つで簡単調理。骨まで食べるなら、圧力釜を使うといいですね。
秋刀魚(わた抜き)を二等分に切る。
鍋に①の秋刀魚、昆布、梅干しを入れ、不二頂をひたひたに注ぐ。
アルミホイルで落し蓋をして煮汁がなくなるまで弱火で煮る。
皿に盛り付けてすりごまを散らす。